糖尿病早期発見は定期的な診断を

糖尿病の早期発見糖尿病は、手足のしびれや便秘などの初期症状が現れますが、特別な症状ではないので、糖尿病になっていることに気付かないことが少なくありません。
ですから高血糖状態になっていても明確な自覚症状が無く切迫感がないため、糖尿病の治療をしない人すら存在するようです。
しかしながら、糖尿病から合併症を引き起こすと、失明などの危険もありますので、定期的に検査・診断を受ける必要性があります。
そこで今回は、糖尿病を早期発見するための検査や診断方法を、ご紹介したいと思います。

血液検査と尿検査

糖尿病の可能性の有無を判断するための検査は、基本的に血液検査と尿検査です。
健康診断では、一般的に空腹時に採血と採尿を行い、空腹時血糖値が110㎎/?を超えてくると糖尿病の疑いがあると判断され、また尿糖が陽性の場合も糖尿病の疑いがあると判断されます。
糖尿病は、明確な自覚症状が無い病気ですから、会社や行政の実施する健康診断で見つかることが多いのが実情ですが、既に糖尿病の疑いがある人は定期的に病院で検査したり、簡易型血糖測定器や尿糖検査試験紙などで血糖値を自己管理する必要があります。
簡易型血糖測定器も尿糖検査用の試験紙のいずれも市販されており、誰でも気軽に検査することができるので、血糖コントロールも手軽に実施できます。

経口ブドウ糖負荷試験

血液検査や尿検査によって糖尿病の可能性があると判断された場合、経口ブドウ糖負荷試験という検査を実施して、より詳細な検査を行うことで糖尿病の可能性の有無を診断することになります。
経口ブドウ糖負荷試験は、ブドウ糖溶液を口から飲んで摂取することから始めます。
この検査では、血糖値を早朝空腹時、ブドウ糖摂取2時間後、そして随時測定して、判断基準に当てはまると糖尿病と診断されます。

HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)検査

経口ブドウ糖負荷試験とともに実施されるのが、HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)検査です。
この検査は、過去1~2ヶ月間の血糖コントロール状況が、科学的に如実に現れる検査で、最重要視される検査と言っても過言ではありません。
病院検査前に食事や運動で血糖値の帳尻合わせをする人が見受けられますが、この検査の前では意味がなく、血糖コントロールをサボっていることも分かってしまうのです。

糖尿病を早期発見するためには定期的に検査

何度も言いますが、糖尿病は明確な自覚症状がありません。
ですから、糖尿病の疑いのある人は、定期的に検査するか、簡易型血糖測定器などで血糖値を定期的に測定して、血糖値の状況をモニタリングする必要があるのです。

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